用語解説

エビデンス(evidence)

証拠や根拠を意味する英単語。保健医療の分野や本研究プロジェクトでは、「科学的根拠」、すなわち、調査や実験などの研究成果から導き出された「裏付け」を指す。

国際セーフスクール(ISS:International Safe School)

エビデンスに基づき、持続可能な安全推進の取り組みが実践されていると国際的に認められた学校(園)。WHO地域安全推進センターが推奨して2003(平成15)年に始まった。2015(平成27)年12月末現在、世界で140校(園)、日本では22校(園)が認証されている。

PDCAサイクル(Plan-Do-Check-Act Cycle)

業務のマネジメントサイクルの考え方のひとつで、計画(Plan)、実行(Do)、評価(Check)、改善(Act)の4段階の活動を繰り返し行うことで、継続的に業務を改善する。セーフティプロモーションスクールのように、共有(Share)を加えて、PDCASサイクルとして使用する場合もある。

セーフコミュニティ(SC:Safe Community)

防犯や防災、事故予防などの分野を超えて地域ぐるみで安全性を向上するプログラムに取り組んでいると国際的に認められた地域。国際セーフスクールと同様に、エビデンスに基づきPDCAサイクルを回して改善を図ることが求められる。2015(平成27)年11月までに世界で363地域、日本では11市区町が認証を得ている。

セーフティプロモーション(safety promotion)

人々が安全で安心して暮らせるように、事故や暴力を科学的に評価可能な介入と専門領域や分野を越えた協働により予防しようとする取り組み。その取り組みを実践し、国際的に認められた地域がセーフコミュニティである。

セル(SEL:Social and Emotional Learning)

小中学生が非行の被害者や加害者にならないためにつくられた予防教育プログラム。具体的には、対人関係能力と自尊感情の育成に重点を置いた社会性と情動の学習プログラムをいう。

サーベイランス(surveillance)

調査・監視を意味する英単語。モニタリングも似たような意味合いを持つが、サーベイランスは問題の発生を見逃さないように監視する意味合いがある。

傷害予防の3Eアプローチ

傷害予防のための科学的アプローチとしては、教育(Education)、法律等(Enforcement)、製品・環境改善等(Environment・Engineering)の3つの視点(3E)が重要であるとされている。