シールやカードを使って「まちの安全点検マップ」づくり:秩父市

明治大学都市計画研究室と子ども安全まちづくりパートナーズが開発したシールやカードなどを使った「まちの安全点検マップ」ワークショップが、平成27年5月17日に秩父市で行われました。当日は、インターナショナルセーフスクール活動を進めている花の木小学校などの小学生とその保護者、教員、地域住民、市職員など合計22名が参加し、発見・GOOD・BADシールやアイデアカードなどを使って、犯罪や交通事故の安全点検マップを作成しました。シールやカード、ワークシートを使ったことで、短時間で効率良くマップを作成できたと好評を得ました。

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主催

秩父市セーフコミュニティ推進協議会

「国際基準の安全な学校・地域づくりに向けた協働活動支援」プロジェクトグループ

協力

一般社団法人子ども安全まちづくりパートナーズ

明治大学理工学部都市計画研究室

日時 平成27年5月17日(日) 13:00-17:00
場所 秩父市歴史文化伝承館及び秩父第二中学校区内
対象 ISSの小中学校の児童、保護者、教員、地域住民、市職員ら22名

今回のワークショップも、前回(平成26年9月6日開催)同様、午後1時から会場になった秩父市歴史文化伝承館において説明会を行った後、秩父第二中学校区・南小学校区・花の木小学校区のグループごとに約1時間まちを歩いて安全点検を行いました。再び会場に戻って1時間ほどグループワークで作成した安全点検マップを発表しあいました。今回も聞き書きマップづくりと同時並行して行いました。

前回のワークショップから改善された点は次の2点です。1点目は、地元のPTAの方々と事前に打ち合わせをして、地域の課題を共有し、安全点検の視点を明確にしたことです。この打ち合わせでは、当日の進め方やグループ作業で気をつけておきたいポイントなどが記載されたワークショップのしおりが活用され、グループ作業の段取りも共有されました。2点目は、そのグループ作業を円滑に行うために開発された発見・Good・Badシール、マップ活用アイデアシート、マップ活用アイデアカード、タイトルシート、感想シートを活用したことです。

できあがったマップには、いくつもの発見・Good・Badシールが貼られ、その周囲にはコメント付きの写真が並べられて、安全点検結果が一目瞭然でわかるようになっていました。また、マップ活用アイデアシートには、「見通しの悪い・倒壊のおそれのある塀の改善」や「花や緑を増やす」、「ながら見守り」、「門灯をつける」などのアイデアカードが貼られ、安全点検マップを踏まえた防犯活動や交通安全活動などが示されました。

参加した小学生は、「いい点を探すことが難しかったけど、花や緑があったり通学路に柵があって安心しました。安全マップを作ってよかったし、それを活かして、やっていきたいです。」とアンケートに答えました。PTA役員の男性(50代)は、「見たこと確認したことを振り返るときに難しいと感じたが、写真とメモ、シールが役立った」と今回の道具立てを評価し、前回も参加した女性の学校教員(50代)も「前回より工夫があり効率よく作業が進められたので、特には感じませんでした。参加した人が楽しそうに作業していたのが印象に残りました。」と、答えました。

秩父市危機管理課の山田省吾・主席主幹は、参加者のアンケート結果から「前回よりも深く参加している印象を受けました。定期的な点検の実施や子どもの参加の必要性に関する意見が多いようです。行政サイドは、点検結果をどう施策に反映させていくかが課題になりますが、参加した皆さんも点検結果が市政に反映されれば、次の参加意欲にもつながるはずですので、責任重大です。今後の安心安全なまちづくりにつなげていけるよう努力していきたいと思います。」とコメントしました。

今回の取組みは、秩父市の広報「市報ちちぶ」の6月号及び7月号でも紹介されました。

市報ちちぶ 6月号

http://www.city.chichibu.lg.jp/secure/12194/270601.pdf

市報ちちぶ 7月号

http://www.city.chichibu.lg.jp/secure/12288/270702.pdf

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子どもも一緒になって「まちの安全点検マップ」づくり

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参加した子どもも作成した「まちの安全点検マップ」を発表

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