港区立高輪児童館 安トレを用いた「公園安全チェック」実施

日時 2015年12月22日(火)15:45~16:50
場所 港区立高輪児童館遊戯室および高輪公園
参加者 高輪児童館の学童クラブに通う小学1~3年生(約40名)、児童館職員
講師・進行 若林直子・高橋明子(生活環境工房あくと)、重根美香(子ども安全まちづくりパートナーズ)

港区立高輪児童館は、先に「あんトレ・都市公園編」を行った高輪保育園と同じ建物内にあります。高輪保育園と同様、緑豊かな都市公園である高輪公園に隣接しており、子どもたちは日常的に公園で遊んでいます。
今回は、児童館職員の皆さんのご協力のもと、学童クラブに通う小学1~3年生の子どもたち約40名を対象に、子どもたちが自ら公園の『おすすめポイント』と『危険ポイント』を探す『高輪公園安全チェック』ワークショップを行いました。

7~8人1組の6グループに分かれた後、今日の作業として「①みんなが思う高輪公園の『おすすめポイント』と『危険ポイント』をそれぞれ3つずつ探して写真に撮って来ること、②撮ってきた写真はプリントアウトして地図に貼り込み、③最後にみんなで発表しあうこと、を子どもたちに説明しました。
その後、各グループはデジタルカメラ1台を持ち、職員の方1名が付き添って公園に出て行き、思い思いの撮影に挑みました。公園には「池の飛び石を駆け抜けると、すべるから危ないよ!」「みんなブランコ好きだよね!」などと一生懸命話し合う声が響きます。

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公園の中の『おすすめポイント』と『危険ポイント』を探そう!

室内に戻り、写真の印刷をしている間には、高輪保育園の先生方のご意見も取り入れて作成した、公園で起こるさまざまな事故やトラブルの場面を想定したポスター教材(あんトレ)を用いて、公園の危険やマナーについて意見を出し合いました。子どもたちは、気づいたことを率先して指摘していきますが、その中では「やっぱり小屋に登ると危ないね」「ほら、池の周りではしゃぐと危ないよ」などと、つい今しがた自分たちで探してきたポイントを確認する様子が多く見られました。

写真が完成したら、いよいよ地図作りです。地図の中に、自分たちが探してきた『おすすめポイント』と『危険ポイント』をマークして、写真を貼り付けます。さらには、「何がおすすめなのか」「どうして危険だと思うのか」というコメントを添えて、地図は完成です。直前のポスター教材を用いた話し合いも、地図作りのウォーミングアップになったようで、順調に、また「段差が大きいからより危ない」「昼間より暗い夜の方が危ない」など、より具体的に場面を想定しながら、コメントを書きあげていきます。

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地図に写真を貼ってコメントをつけてグループの意見をまとめるよ

地図の完成後、各グループ1つずつ、『おすすめポイント』と『危険ポイント』を発表しました。『おすすめポイント』では、ブランコにすべり台、アスレチックと、遊んで楽しい人気の遊具があげられました。一方の『危険ポイント』では、「池の飛び石の上には落葉があるから、走るとすべって転んで溺れちゃう」「じゃぶじゃぶ池の段差は大きいから、ふざけて落ちたらケガするし、頭から落ちたらとっても危ない」といった水辺の事故をあげるグループに、「(落葉入れの)木の箱には乗れるけど、落ちちゃう危険がある」と転落事故をあげるグループ。また同じバスケットコートに着目しつつも、「コートの奥の方は石が多くて転びやすいし、電燈がないから夜は暗いし、夏は虫も多い」といった防犯面に注目するグループもあれば、「金網に挟まると出られなくなっちゃう」と挟まり事故を取り上げるグループも。さらには「津波が来たら危ないよ」と、防災面を取り上げるグループもいて、実にバラエティに富んだ発表をしてくれました。
最後に講師より、「今日はみんな一生懸命、『おすすめポイント』と『危険ポイント』を探してくれました。どのグループも、「おすすめ」と「危険」をしっかり押さえてくれていて、とてもよかったと思います。今日取り組んだこと、特に『危険ポイント』を忘れずに、これからも安全に気をつけて、楽しく遊んでくださいね」と呼びかけました。
完成した地図を見て満足そうに、そして元気に「はーい!」と応える子どもたちの返事をもって、ワークショップは終了しました。

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一番の『おすすめポイント』と『危険ポイント』を発表だ!

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「今日の成果を忘れずに、これからも安全に楽しく遊んでね」

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