東京都第一ブロック児童館職員研修にて「安トレ・大地震編」を実施

日時 2016年1月19日(火)9:30~12:00
場所 麻布子ども中高生プラザ
参加者 東京都第一ブロック児童館職員(47名)
講師・進行 若林直子・高橋明子(生活環境工房あくと)

東京都第一ブロック児童館職員研修のプログラムの一部として、約50名の職員の方を対象に、あんトレ・大地震編を行いました。

あんトレ・大地震編は、震度6強の大地震の発生を想定して、「自宅(マンションのリビングダイニングをイメージ)」「ショッピングモール(エレベーターやエスカレーターを含む)」「路上(集合住宅や戸建住宅、ブロック塀、道路などを含む)」の3つの場面において、「その場がどうなるか(被害・影響)」と「そのときどうするか(行動)」をイメージしていただくために作成したポスター教材です。各場面について、地震が発生したその時を示した「Before」と、地震が発生した後の「After」を用意し、特に「After」には、過去に地震災害が発生した際の典型的な被害や影響を反映しました。

まず、職員の皆さんに、東京都内でどのような地震の発生及び被害の想定がなされているかを講義した後、5~7名のグループで各場面の「Before」のポスターを囲みます。そこで、考えられる被害や影響、その場での望ましい行動をディスカッションし、該当する箇所に付箋を貼っていきます。その後、「After」のポスターを囲んで、振り返りをしていただきました。

ディスカッションは「自宅」、「ショッピングモール」、「路上」の順で進めました。
「自宅」では、「コンロの火を消す」との声が多く上がりましたが、火を慌てて消そうとして大火傷を負うことが懸念されます。震度6強の地震になると、まず身動きが取れないため、とにかく自分の身を守り、その後に火を消す、転倒や落下の危険があるところからは素早く離れる、など基本的な安全行動を中心に説明しました。
それらの情報をさっそく応用して、職員の皆さんは「ショッピングモール」及び「路上」の場面では、より慎重に、被害や影響を想定し、また「ランドセルは頭を守ることができる」「自転車のヘルメットは地震にも有効」など、子どもの視点からもディスカッションを進めます。

最後に、講師よりまとめとして『大地震時の心得』をご紹介して、あんトレ・大地震編は終了しました。

本教材を用いての、大人を対象としたワークショップは今回が初めてでしたが、児童館職員という専門的な立場の方にも取り組んでいただくことができ、また中には「今後、担当する児童館で子どもと一緒にやってみたい」「保護者に経験してもらうことも有効」などの声もあがり、教材の汎用性の高さを確認することができました。

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