中学生の保護者向けの講習会:厚木市立森の里中学校PTA

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平成25年9月19日、厚木市立森の里中学校PTA主催の家庭教育学級にて、「気づいていますか?ケータイが変えた子どもたちの生活」をテーマに下田太一先生の講演が行われました。
これは、成果統合実装プログラム「国際基準の安全安心な学校・地域づくりに向けた協働活動支援」プロジェクトの一環と位置づけ、RISTEX「犯罪からの子どもの安全領域」「子どものネット遊び場の危険回避、予防システムの開発」(NPO法人青少年メディア協会)および「計画的な防犯まちづくりの支援しすてむの構築」(子ども安全まちづくりパートナーズ)のコラボレーションにより、成果の一部を反映しました。

開催概要

日 時 平成25年9月19日(木)13:30〜15:30
場 所 厚木市森の里中学校
テーマ 気づいていますか?ケータイが変えた子どもたちの生活
講 師 下田太一(NPO法人青少年メディア協会
ワークショップファシリテーター 橘たか(一般社団法人子ども安全まちづくりパートナーズ
アンケート分析 重根美香(一般社団法人子ども安全まちづくりパートナーズ明治大学
参加人数 約20人

講演概要

今回の講演会は、事前に全校生徒及び参加する保護者へアンケートを行い、その結果も参考にしつつ講演とワークショップを行うという、少しめずらしい形の講演会を行いました。
アンケートは講演の約3週間前に配布、回収をし、集計と「対話式パス解析アプリ(URLリンク)」を用いた分析を行いました。

事前アンケート概要

事前アンケートは、生徒に対しては、ケータイ電話の利用実態やルール、ケータイについて感じていること、生活上の安全・安心について感じていること等について回答を得ました。保護者アンケートでは、子どもとの関わり、ケータイ利用に関するルール、保護者のケータイ利用実態やケータイについて感じていること、生活上の安全・安心について感じていること等の回答を得ました。

講演内容

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前半は、青少年メディア研究会による下田太一先生による講演でした。携帯電話会社でも警察でもない、第三者の立場から、客観的に携帯電話と子どもの関係について説明されました。携帯電話を持たせることで「安心しすぎてしまう」状況の危険や、文字情報だけに頼ったコミュニケーションによるトラブルなどについて、身近な事例を交えながらわかりやすく学ぶことができました。
また、子どもが周囲の人に相談せずに、ケータイを使って問題解決してしまうことが、多様な人とのコミュニケーションの機会を奪い、結果的にコミュニケーション能力の欠如につながる可能性があることを、アンケートの結果なども用いながら説明されました。

ワークショップ内容

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後半は、ワークショップ形式で話し合いを行いました。まず、ウォーミングアップで早口言葉の競争を行いました。その後、3人チームをつくり、トークバトル。各チームでそれぞれ、親役、子役、観察役を決め、決められたシーンでの親子の会話を演じてみました。親役は、それぞれのシーンで携帯電話の利用をやめるよう説得し、子役は、子どもなりの言い分を伝え、親に抵抗します。観察役はその様子を見て、バトル後、見ていた感想を伝えます。シーンは、「食事中」、「話をしている途中」、「歩きながら」の3つ。チームでのトークバトルは身近なシーンということもあり、とても盛り上がりました。

トークバトルの後は、2チームセットで6人のグループをつくり「子どもの言い分(理由)」を整理しました。また、整理した言い分をもとに、言い分も踏まえながら子どもの言い分も解決するための「ルール作り」を行いました。事前に子どもと納得し合ってルールを作ることにより、携帯電話をよりよく使う仕組みについて考えました。

参加者からの声

参加者からは、「これからは、子どもへの応対が少し変わりそうな気がする。」「問題と『明るい結果』を先に考え、あとからルールを決めるというやり方は様々なシーンでも使えそうな気がする」など好評をいただきました。

アンケート結果の送付

実施した事前アンケートの報告書は、パスワード付きのURLを発行し、そこから参加者のみなさまがダウンロードしてご覧いただけるようにしました。

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