PTA関係者向けのワークショップ:厚木市

平成25年10月12日、厚木市において、PTA関係者向けのワークショップを行ないました。

これは、厚木市のPTA会長と小中学校長、教育委員会の三者が一堂に会して、今日的課題の問題解決のための話し合いを持ち、児童・生徒の健全な成長を図るために行われている研究会です。
今回は、「子どもとメディアとの関わりについて」をテーマに、下田太一先生の講演を行った後、グループ討議を行いました。また、事前に小学校5、6年生及び中学生各1校ずつ、子どものインターネット利用に関するアンケート調査を行いました。
 これは、成果統合実装プログラム「国際基準の安全安心な学校・地域づくりに向けた協働活動支援」プロジェクトの一環と位置づけ、RISTEX「犯罪からの子どもの安全領域」「子どものネット遊び場の危険回避、予防システムの開発」(NPO法人青少年メディア協会)および「計画的な防犯まちづくりの支援システムの構築」(子ども安全まちづくりパートナーズ)のコラボレーションにより、成果の一部を反映しました。

開催概要

日時 平成25年10月12日(土)15:00~18:30
場所 厚木市ヤングコミュニティーセンター第会議室
テーマ 子どもとメディアとの関わりについて
講師 下田太一(NPO法人青少年メディア協会
ワークショップアシスタント 橘たか・重根美香(一般社団法人子ども安全まちづくりパートナーズ明治大学
アンケート分析 重根美香・下田太一
参加人数 約80人

事前アンケート概要

小学5、6年生88人、中1年生250人、中学2年生261人、中学3年生218人から回答を得て、集計と対話式パス解析アプリ(http://analysis.kodomo-anzen.org/)を用いた因果関係分析を行いました。
アンケートの結果は報告書にまとめて、教育委員会に後日ご報告します。

講演内容

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前半の下田太一先生の講演では、「メディアとは何か」について理解を共有した後、新しく登場したメディアである「インターネット」「携帯電話」「スマートフォン」の特徴を整理しました。また、ユビキタス環境におかれている今の子どもたちの状況ついて、事例を交えながら理解を図りました。
 インターネットによる情報化社会のリスクを理解し、子どもたちが上手に活用できるようサポートをする大人の役割について考えることの重要性が示されました。

グループ討議

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後半は、内容をテーマにグループ討議をしました。グループ討議の企画と進行は、子ども安全まちづくりパートナーズの重根美香と橘たかがお手伝いしました。
参加者は8~9人のグループに分かれ、2つのシーンについて話し合いました。
最初のシーンは家庭。家庭でできる対策をテーマに「メディアを与える前」、「メディアを与えたとき」、「メディアを使わせているとき」、「問題が発生・発覚したとき」のそれぞれの対策について個人的なアイディアを付箋に書き出しました。次に、個人で書いた付箋を中央に置いた模造紙に出し合いながら、グループでアイディアを共有しました。最後に共有したアイディアを見ながら、家庭だからこその対策の「利点」と「欠点」について話し合い、話し合いで出た意見を模造紙に箇条書きで書き出しました。
2つめのシーンは学校としました。「IT利活用教育」「情報(モラル)教育」「生活・生徒指導」「家庭への情報提供について、学校でできる対策アイディアを最初のシーンと同じような方法で、付箋と模造紙を使いながら話し合いました。
最後に、話し合いの内容を発表し合いました。それぞれの発表には下田先生からのコメントが入り、どこがポイントとなるかなどを確認することもできました。

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