子どもと保護者等による安全点検マップづくり:厚木市立清水小学校PTA(第2回)

平成26年6月21日、厚木市立清水小学校PTAが主催し、RISTEX成果統合型社会実装プログラムの一環として、子ども安全まちづくりパートナーズがワークショップ運営支援をしました。

関係プロジェクト

計画的な防犯まちづくり支援システムの構築

主催 清水小学校PTA
日時 平成26年6月21日(土)
場所 清水小学校
対象 子ども(1〜6年生)約25人、校外委員約15人、保護者、教職員、地域の方
テーマ まちの安全点検マップづくり(午前:レクチャー・まち歩き、午後:マップづくり)
講師 重根美香(一般社団法人子ども安全まちづくりパートナーズ 事務局長 博士(環境学))
ワークショップ・
アシスタント
明治大学 学生

ワークショップの特徴

  • (1)地域と一緒:PTAが中心となり、小学生・保護者・教職員、地域の方々が一緒になって行いました。
  • (2)2種類のマップ:子どもマップと先生マップの2種類のマップを作りました。
  • (3)マップの活用:事前にマップの活用の方法を検討し、前回のまちの安全点検マップづくりワークショップで作成したマップ(https://kodomo-anzen.org/activitys/activityslist/1155/)を活用しながら、前回との変化を点検できるワークショップでした。

レクチャー

弊社重根より、「まちの安全点検マップづくり」のレクチャーを行いました。レクチャーでは、参加者がまち歩きでチェックするポイントについて学びました。前回同様、「ヒヤッと」「危ない」箇所だけでなく、子ども110番(かけこみポイント)など「安心」する箇所や小学生が「楽しい」と感じる箇所もチェックする項目となることが紹介されました。
また、PTAで事前に考えた活用である「前回の点検との比較」についての視点についても説明しました。

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まち歩き

子どもチームは児童5〜6人と保護者数名が一班に、先生チームは先生5〜6人で一班となり、まち歩きを行いました。
メモとカメラを持って、レクチャーで学んだ良いところ(「楽しい」「安心」)悪いところ(「ヒヤッと」「危ない」)の項目について点検しました。途中で、かけこみポイントの家に訪問したり、道行く人にインタビューをしたりと、地域の方々からも情報を得ることができました。

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マップづくり

お昼休憩の後、マップづくりを行いました。
マップづくりは、前回のマップを見て比較しながら作成しました。午前中に取ってきた写真、メモの内容や印象に残ったこと、感想などを全員で共有しながら、大きな模造紙に記していきました。
シールやマジックを使い多くの人に見てもらえるよう気付いたポイントを大きな字に書き換えたり、モールでキャラクターをつくったりと、各グループで工夫し伝わりやすいマップづくりを目指しました。
 まち歩きをとおして、まちの良いところ、危険なところを、子どもたちの視点で見つけることができ、こうなったらもっと安全になるのではないか、というアイディアも話し合いました。

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子どもマップと先生マップの発表

最後に子どもマップ、先生マップの両方の成果が発表されました。
各班全員が前に立ち、今回のワークショップで気付いた事や感想、改善して欲しい事などが発表されました。
教職員からの発表では、児童だけでは気付きにくい箇所の指摘もありました。

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終わりに

のワークショップは、実装プロジェクトの一環のモデルワークショップとして実施支援をしました。前回は地域の人と子どもが別々にマップづくりを行っていましたが、今回は、地域の人もグループに入ってまちあるきやマップづくりを行っていました。
後日、校外委員のみなさんにより反省会も行われました。運営や広報の仕方などの改善点がいくつかあげられ、また「来年はワークショップによって学んだことの発表だけではなく、ワークショップに対する正直な子どもの意見を聞きたい」といったワークショップ運営における子どもの感想を求める声もありました。
今後は、このようなワークショップがさらに学校や地域に定着するよう、支援していく予定です。

(報告:佐藤安澄(明治大学))

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