埼玉県秩父市立秩父第二中学校:国際セーフスクールの現地審査の視察

日時: 平成27年11月16日 13:30~17:00
場所: 秩父市立秩父第二中学校・体育館および校舎内

秩父市立秩父第二中学校にて、国際セーフスクールの現地審査が行われました。
国際セーフスクール認証審査員はニュージーランドで小学校の校長を務めるグレメ・ハーバー(Graeme Barber)氏、一般社団法人日本セーフコミュニティ推進機構の白石陽子氏、同機構の今井久人氏です。

審査員が体育館に入場する際、秩父の祭りの映像とともに生徒たちによる秩父屋台ばやしの演奏があり、また、審査の前にも生徒たちによる歌の合唱がありました。
取り組みの報告は学校の教員だけではなく、PTAや生徒会の生徒たちもスライドによる発表を行い、その後の校内見学でも校内の各所に生徒たちが待ち構え、セーフスクールの活動に関連した掲示物や制作物について説明していました。
秩父第二中学校は、生徒の意識を高めるため、芝桜をモチーフにしたロゴと、秩父の方言を使った「ISSみんなでがんばんべぇ〜」という合い言葉をつくったそうです。
3年間の活動は、大きく分けて、校内のけが、校外のけが、心のけが、コミュニティの四つに分かれています。校内のけがについては、保健室来室状況や時間帯、場所別に外傷に関する調査を行い、特に怪我の多い部活動や運動会の練習などに関して安全点検や練習内容の見直しを行なうなどの対策を行なっていました。
校外の怪我に関しては事故発生件数の調査や、地域安全点検を行なったり、自転車安全5則作成をしたりしていました。
心のけがに関しては、挨拶運動や、生徒自ら自分たちの言葉でいじめ撲滅宣言をしたり、いじめの温床となりがちなケータイとスマホのルールをつくって頒布したり、また、授業でもライフスキル教育や命の大切さを学ぶ講演会を開くなどをしていました。
コミュニティは保護者による校内巡回や、保護者と地域団体による登校安全指導の実施など地域連携を図っていました。
上記のような活動に加え、アンケートを用いて生徒に活動を振り返らせたり、記録分析を行なったりといったPDCAサイクルを構築していました。

以上のような活動が評価され、秩父第二中学校はセーフスクールの認証取得に至りました。
審査員のグレメ・ハーバー氏は、積極的に生徒が主体となった活動と学校外を含めみんなで心を一つにするような活動が素晴らしい、と評価し、これからも継続した活動をしてください、とコメントしました。

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ライフスキル教育の様子を、映像を使って説明していた

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自転車安全利用5則と地震における震度別の説明などの掲示

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子供たちの通学路の安全マップ

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生徒が部活動におけるケガ対策に関する説明をしている様子

記録:茂野夏実

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