亭子(ジョンジャ)小学校現地視察報告

日時: 2016年3月10日(木) 13:00〜15:00
場所: 亭子(ジョンジャ)小学校 校長室

校長: JEONG, Myung-Hee

参加者:

学校関係者:3名(校長、教頭、国際安全生活担当の先生)

教育庁関係者:3名

明治大学:9名(山本俊哉、重根美香、李仙花、小林大祐、白幡玲子、天野友貴、三木聖那、山中盛、谷玲香)

国際安全学校の一つである韓国の亭子(ジョンジャ)小学校に、3回目の認証の経緯や取り組みについてのヒアリングと、「安全行動イメージトレーニング」のやり方の説明、子どもたちへとデモンストレーションを行いました。
 亭子小学校は、2008年に世界で19番目、韓国では最初のインターナショナル・セーフ・スクール(以下、ISS)として認証を受けました。そして、認証後も安全への取り組みを続け、2014年には3回目のISSの認証を受けました。3回目の認証取得に至った経緯として、今までの活動で改善されてきたハード面の安全だけでなく、事故やけがを引き起こす精神的な「心の面」のケアについても取り組みを行ったことが挙げられます。韓国において、10年間にも渡り、安全の取り組みを行い、ISSの取り組みを行っているのは亭子小学校だけです。取り組み初期の子どもたちは高校生や大学生となっており、これからここで育った子供たちが社会に出ていくことで、社会に安全の意識が根付いていくことが期待されております。
 また、国からも賞をもらっており、給食に関する賞など多くの分野で認められています。教育学の博士をスカウトしたり、亜州大学の教育長などの安全学のトップを集めて、学校を中心に広い意味での安全学について話し合う場を開いたりすることで、ここまで長く継続して活動をすることが出来ているところもこの学校の取り組みの特徴です。
 安全行動イメージトレーニングのデモンストレーションは、学童の低学年の子供たち十数名に行いました。教材は【事故編(室内、学校・児童館等)】を使用しました。子どもたちから元気よく、「良いところ」や「悪いところ」に関する意見が挙がりました。しっかりと自分で考えて気づきを深める練習になり、その後の「どうすれば危険なことを防ぐことができる?」という問いにも、自分なりに、「慎重に行動する」「走らず動く」「荷物をいっぱい持たない」「物を投げない」など様々な意見が出ました。

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左/ヒアリングの様子 右/安全行動トレーニングのデモンストレーションの様子

(文責 三木 聖那)

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