松原市セーフコミュニティ認証式典 参加報告

平成25年11月16日に大阪府松原市で開催された、松原市セーフコミュニティ認証式典に参加しました。当日は第一部から第三部までで構成され、認証報告のほか、記念講演や各対策委員会の活動報告など盛りだくさんの内容で行われました。

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第一部では、2本の記念講演が行われました。1本目は、セーフコミュニティ公認認証審査員のチョウ・ジュンピルさん(韓国)よる、セーフコミュニティの概要について。2本目は、同じくセーフコミュニティ公認認証審査員のパイ・ルさん(台湾)による自殺対策についての課題と取り組みについてのご紹介でした。講演後には、セーフコミュニティ対策委員会の委員長による活動報告があり、6つの重点課題に対応するために設置された各委員会の代表が活動報告を行いました。
自殺予防対策委員会の委員からは、データに基づいて課題を分析し、予防対象を「30代、高齢者男性」「精神科医療をためらう人」「自殺未遂者」としたことについて報告されました。また、対策として「相談機関の周知及び拡充」「ゲートキーパーの要請」「自殺未遂者の支援」を実施することについて報告がありました。
子どもの安全対策委員会からは、家庭内の対策と学校の対策、そして社会の仕組みについて、それぞれの対策について報告がありました。家庭内では、転倒・転落防止対策として、自宅内の事故防止啓発のためのリーフレット作成や子ども自身の身体機能の向上のための幼児体操の実施。学校内の転倒・転落防止では、けがをした箇所の身体地図などの作成や校内安全マップを作成し危険個所の整備をするなどの対策が報告されました。

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第二部は、「自殺予防の大切さについて」をテーマにした精神科医の名越康文先生による講演がありました。
自殺予防として、鬱になりやすい状況や環境などから、自殺予防についてのお話を伺いました。
第三部は、松原市の概要説明とこれまでのセーフコミュニティ認証取得までの取り組み紹介のDVDの上映後、合意書署名式、認証報告などが行われました。認証報告の後、松原市にゆかりのあるアーティストによるバイオリン演奏がありました。
また、松原東小学校と三宅小学校の生徒たちによる「子どものことば」がありました。 松原東小学校からは、児童会で休み時間などに起きる怪我について話し合いをし、標語を募集して張り出す取り組みなどについての紹介がありました。三宅小学校からは、児童会、保護者、地域の人、学校の先生が一緒になって校門前を通るすべての人にあいさつする「挨拶ストリート」の取り組みなどが紹介されました。
この式典を経て、松原市は世界で323番目、大阪府下で初めてのセーフコミュニティの認証を受け、今後も安全安心の取り組みを進めることとなります。

(文責:橘たか)

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