久留米市セーフコミュニティ認証式典 参加報告

平成25年12月21日、福岡県久留米市で安全安心フォーラムおよびセーフコミュニティ認証式典が開催されました。

日時 平成25年12月21日(土)13:30〜18:00
場所 ホテルマリターレ創世
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安全安心フォーラムでは、記念講演が2つと取り組み報告が行われました。

記念講演①では、久留米大学医学部部長 内村直尚教授より、「医療のまち 安全安心のまち 久留米」と題して、久留米の医療機関の連携について紹介がありました。特に、久留米は不慮の事故等における死亡事故原因が、10歳〜69歳までは自殺が1位となっており、自殺予防の対策についての久留米市の取組みが重点的に紹介されました。久留米市では、セーフコミュニティ活動の一環として、自殺対策連絡協議会を設置し、関連機関の情報共有を促進するだけでなく、地域密着のかかりつけ医と精神科医が連携を行い、かかりつけ医から精神科医への紹介を積極的に行っていました。また、紹介した患者がその後精神科を受信したか否かについても統計を取っていることが久留米市の特徴であると述べていました。紹介の結果認知症が見つかるケースも約10%あり、うつ病対策の連携が認知症対策の連携にもつながっていました。さらに、久留米大学病院救命救急センターには精神科医が常駐し、自殺企図患者への介入を行い、再発防止を行っているそうです。

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記念講演②では、韓国の認証審査員であるチョウ・ジュンピル氏による「セーフコミュニティの世界的動向と今後への期待」と台湾の認証審査員であるパイ・ル氏による「安全なまちづくりにおける地域の力」と題する2つの講演がありました。
チョウ氏からは、久留米市が世界で329番目、日本で9番目にセーフコミュニティの認証を受けたことが報告され、お祝いの言葉がありました。また、セーフコミュニティの認証組織の紹介がありました。世界11都市にあった認証センンターが統合され、WHOが一貫管理と認証を行うことになったことが報告されました。
パイ氏からは、自ら楽しんで行うボランティア活動の大切さについてのお話でした。

取組み報告では、久留米市のセーフコミュニティ活動紹介DVDの上映の後、久留米市立上津小学校の学校安全の取り組みに付いて、児童会からの報告がありました。上津小学校では、学校で起きた事故データの収集を行い、児童がその対策を考えたり、校内放送で注意喚起を行う活動が行われていました。

セーフコミュニティ認証式典では、合意書署名式、認証盾・旗の授与が行われ、これをもって、久留米市が正式に世界で329番目のセーフコミュニティの認証都市になりました。その後、交流会が行われ、久留米市内の関係者だけでなく、セーフコミュニティ認証都市や認証を目指す都市の関係者とも交流が深められました。

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