いじめ・自殺予防の3step プログラム「いらいら」コントロールの実践
日時: | 平成27年6月17日(水) |
---|---|
場所: | 厚木市立睦合東中学校 |
参加者: | 中学1年生7クラス(クラス単位) |
講師: | 吉永真理(昭和薬科大学教授・臨床心理士)、綾千晶(臨床心理士)・佐藤(臨床心理士) |
サポーター: | (昭和薬科大学 ここほっとルームの臨床心理士) |
授業内容
▲使用したワークシート
厚木市立睦合東中学校において、中学生のメンタルヘルスの向上に向けた「いじめ・自殺予防の3stepプログラム」の第一ステップを、中学一年生が取り組みました。これは、SEL-8S「社会と情動の学習」を短時間バージョンにアレンジしたものです。
今回は、臨床心理士が講師となり、中学一年生とともに「自分の怒りの感じ方はどうか、その時自分はどういう行動をとるか」についての話し合いを行いました。その結果、自分と他人では、いらいらの感じ方や行動が同じところも違うところもあるという気づきが生徒たちの間で生まれました。
次に怒りのメカニズムを説明し、怒りは自然な感情であるので必要以上に否定的になり恐れる必要はないが、大爆発を起こすと後悔や自責の念が強くでて自分にもダメージを与えてしまうことを知ってもらいました。そして、適度に怒りをコントロールする実践方法を具体的に考えていきました。臨床心理士からは深呼吸やカウントダウン、おまじないなどの提案があり、生徒からは「音楽を聞く」「スポーツをする」「寝る」などの意見が出ました。この中から自分にできそうなことを振り返りシートに書いてもらいました。
このように、自分でいらいらと上手に付き合い、コントロールすることが、自分の心の健康に繋がるということを知る機会を作ることで、より良い人間関係作りや自分を傷つける行動の予防となればと思います。
関連記事
- 韓国調査報告書―京畿道教育庁―(安全行動イメージトレーニングのプレゼンテーション)
- 厚木市立清水小学校PTA 防災DAYキャンプKYTトレーニング 安トレ大地震編ワークショップ
- 東京都第一ブロック児童館職員研修にて「安トレ・大地震編」を実施
- 港区高輪児童館 安全セミナー「震度6強!そのときどうなる?どうする?」(安トレ・大地震編)
- 自由学園初等部 安トレをつかった安全学習
- UR左近山くらしのワークショップまちの安全点検マッププロジェクト:「まちの安全点検マップ」ツールの活用:横浜市旭区
- 港区立高輪児童館 安トレを用いた「公園安全チェック」実施
- 港区立高輪保育園で、安トレ・都市公園編を実施
- いじめ・自殺予防の3stepプログラム ソーシャルサポートを知ろう
- 「いらいらコントロール」教材を小学生へ活用
安全な地域づくり
まちの安全点検マップづくり
子どもとケータイ・
インターネット
担い手の育成
(研修プログラム)
アンケート調査
防犯まちづくりの
ヒントとガイド
安全な学校づくり
傷害サーベイランスに基づく
安全学習プログラム
- データを活用した学校安全(動画) / 傷害サーベイランスソフトウエア
- 全学年共通コンテンツ / 小学生向けコンテンツ / 中学・高校生向けコンテンツ
■ 小学生向けコンテンツ
■ 中学・高校生向けコンテンツ
子どもの心の健康
安全行動イメージトレーニング(通称「あんトレ」)