安全行動イメージトレーニング(通称:あんトレ)
プログラムの適用事例
韓国調査報告書―京畿道教育庁―(安全行動イメージトレーニングのプレゼンテーション)

日時:2016年3月10日
会場:京畿道教育庁
参加者(教育庁関係者):10名
明治大学:8名
京畿道教育庁へ訪問し、学校教育に関する意見交換だけでなく、教育庁の方々の取り組みの紹介、産総研のデータをベースに開発した「安全行動イメージトレーニング」をプレゼンする機会となりました。 … 続きを読む
厚木市立清水小学校PTA 防災DAYキャンプKYTトレーニング 安トレ大地震編ワークショップ

日時:2016年6月4日(土)13:00〜15:00
場所:厚木市立清水小学校体育館
参加者:厚木市立清水小学校1〜6年生 約80人,PTA,教員
講師:若林直子(生活環境工房あくと)
厚木市立清水小学校PTAでは、毎年「防災DAYキャンプ」を行っています。今年は、「あんトレ・大 … 続きを読む
東京都第一ブロック児童館職員研修にて「安トレ・大地震編」を実施

日時2016年1月19日(火)9:30~12:00
場所麻布子ども中高生プラザ
参加者東京都第一ブロック児童館職員(47名)
講師・進行若林直子・高橋明子(生活環境工房あくと)
東京都第一ブロック児童館職員研修のプログラムの一部として、約50名の職員の方を対象に、あんトレ・大地震 … 続きを読む
港区高輪児童館 安全セミナー「震度6強!そのときどうなる?どうする?」(安トレ・大地震編)

日時2016年6月15日(水)15:30〜16:15
場所港区立高輪児童館遊戯室
参加者高輪児童館の学童クラブに通う小学1〜3年生 約20人
講師・進行若林直子(生活環境工房あくと)
記録・進行補助重根美香(子ども安全まちづくりパートナーズ)
港区高輪児童館は、昨年度に「あ … 続きを読む
自由学園初等部 安トレをつかった安全学習

日時2016年4月13日(水)2時限目、3時限目、4時限目
場所自由学園 多目的室
参加者2時限目 1・2年生、3時限目 5・6年生、4時限目 3・4年生
企画・講師・進行自由学園危機管理本部 簑田圭二
アドバイザー若林直子(生活環境工房あくと)・重根美香(子ども安全まちづくりパートナー … 続きを読む
港区立高輪児童館 安トレを用いた「公園安全チェック」実施

日時2015年12月22日(火)15:45~16:50
場所港区立高輪児童館遊戯室および高輪公園
参加者高輪児童館の学童クラブに通う小学1~3年生(約40名)、児童館職員
講師・進行若林直子・高橋明子(生活環境工房あくと)、重根美香(子ども安全まちづくりパートナーズ)
港区立 … 続きを読む
港区立高輪保育園で、安トレ・都市公園編を実施

日時:2015年11月16日(月)13:30〜14:10
場所:港区立高輪保育園教室内
参加者:高輪保育園の5歳児クラス(30名)、保育士
講師・進行:若林直子・高橋明子(生活環境工房あくと)、重根美香(子ども安全まちづくりパートナーズ)
港区立高輪保育園は、緑豊かな都市 … 続きを読む
小児保健学会 傷害予防セミナーでの安トレ研修:長崎市

日時2015年6月18日(木)15:15〜16:25
場所長崎県長崎市 長崎新聞文化ホール
講師重根美香(子ども安全まちづくりパートナーズ)
記録・サポート西田佳史・北村光司
参加者16人
レクチャー概要
本研修は、小児保健学会大会の「第3回傷害予防セミナー」のなかの「傷 … 続きを読む
児童館職員研修 安全行動イメージトレーニング教材の使い方:厚木市

厚木市の児童館指導員向けに、未就園児の子供を持つ保護者向けの安全学習教材「安全行動イメージトレーニング(通称:あんトレ)」幼児版教材の活用方法についての研修を行いました。
日時2015年5月11日(月)10時15分〜11時20分
場所厚木シティプラザ6階会議室
講師重根美香(一般社団法 … 続きを読む
韓国でも「安全行動イメージトレーニング」教材に高い関心

日時平成27年3月19日(木)〜3月24日(火)
場所ソウル市麻浦区ソンミサン学校、ソウル市SC松坡区子ども安全教育館、ソウル市鍾路区ヘソン地域児童センター、SC果川市清渓小学校(ISS)、SC釜山市沙下区甘川文化村コミュニティセンター等
説明者山本俊哉(明治大学理工学部教授、一般社団法人子 … 続きを読む
特徴
- 危険につながる行動・安全な行動についてのグループディスカッションを自由な発想で
- 文字がないので、小さな子どもでも日本語が読めない外国の方でもOK
- 自分ならどうする?友達は?イメージを膨らませながらリスクコミュニケーションの促進を
コンテンツの紹介
「安全行動イメージトレーニング(通称:あんトレ)」は、児童・幼児に多い事故や犯罪被害の予防、大地震時の被害や身の守り方などを、楽しく主体的に学習できるよう工夫したツール(イラスト集)です。文字がなく分かりやすいので、小さな子どもにも無理なく活用していただけます。
イラストは、事故編・事故防犯編・大地震編の3種類あり、それぞれBefore(事故や事件、大地震が起こる前)とAfter(起こった後)があります。まずBeforeをみせ、この後起こることを自由にイメージして、良い行動、悪い行動等について話し合ってもらいます。Beforeのイラストを見ながら、いろいろな可能性について自分の頭で考えてもらうことがこのツールを使った学習のポイントです。つぎにAfterをみせます。Afterは、もっとも重大な事故やケガ、事件等に発展する可能性がある事例です。ただし一事例にすぎませんので、Afterに描かれていない回答も間違えというわけではありません。Afterのイラストに示した事例を押さえつつ、それぞれの回答の背景(なぜそう考えたか)について話し合うなどして学習を深めます。短絡的な正否判断ではなく、主体的に考えてもらうことが自然にできる点が、このツール最大のポイントです。
【事故編:4シーン】
- 児童館、学校などの室内
- 公園(主に遊具を使用した事故を想定)
- 路上(主に自転車事故を想定)
- 家庭内(乳幼児の事故を想定)
※重傷事故につながりやすい事例のうち予防が可能なものを中心にイラスト化。
「幼児の保護者向け 室内編」コンテンツについて、詳しくはこちら
「児童向け(遊具・室内・交通編)」コンテンツについて、詳しくはこちら
▲事故編:公園 Before
▲事故編:公園 After
▲事故編:幼児の家庭内事故 Before
▲事故編:路上 Before
▲事故編:児童館 Before
【事故防犯編:2シーン】
- 都市公園(水場や階段、木立ちなどが含まれる公園)
- 路上(主に犯罪事例)
*「都市公園」は公園利用のマナーを考えるイラストを含む。
▲事故防犯編:路上 Before
▲事故防犯編:都市公園 Before
【大地震編:3シーン】
- 自宅(マンションのリビングダイニングをイメージ)
- ショッピングモール(エレベーターやエスカレーターを含む)
- 路上(集合住宅や戸建住宅、ブロック塀、道路などを含む)
*いずれも震度6強以上の大地震を想定。「その場がどうなるか(被害・影響)」と「そのときどうするか(行動)」の両方をイメージさせる。
▲大地震編:自宅 Before
▲大地震編:ショッピングモール Before
▲大地震編:路上 Before
開発経緯
厚木市の児童館で行われていた危険予知トレーニング(KYT)の発展版として考案しました。危険予知トレーニングは開発時期が古いため、現在の事故・犯罪予防に対応していない部分があり、絵も現在の子どもたちに馴染みにくいタッチでした。そこで、現在の子どもに多い事例に置き換えて、事故編等を作成しました。
その際、子どもたちが自分でルールを考えることを大切にしたい、ゲーム性を持たせて楽しく学習させたいという思いから、以下のような工夫も盛り込みました。
・「良い行動」を加える(危険探しだけにならないように)
・「After」を加える(クイズ形式で遊ぶこともできるように)
その後作成した事故防犯編の「都市公園」は、子どもたちに日々、都市公園を活用させている東京都港区の児童館・保育園の先生方のご意見をふまえて検討しました。
大地震編は、過去の災害事例をふまえ、防災の専門家の視点から作成しています。大地震(震度6強以上を想定)発生前後を分かりやすくイラスト化して、ハード面の危険や安全、どのようにすれば身を守れるか等を主体的に考えてもらえるよう工夫しました。
なお、大地震編の行動には子どもも大人もありません。大地震編は、とかくマンネリ化しがちな防災訓練などの機会にも広くご活用いただけます。
導入事例
厚木市各児童館
従来のKYTからこちらの教材に切り替えて、イベント前に児童におこなっています。また、乳幼児の遊びの時間である「おひさまタイム」の後に乳幼児事故の教材を使用しています。教材の使い方に関する児童館職員研修も行いました。
▲事故編の教材活用研修・厚木市(ペアワークで)
高輪児童館・高輪保育園
児童館・園の前にある都市公園で遊ぶことが多いことから、都市公園編をつかって事故・防犯の両面から子どもたちが学ぶワークショップを開きました。
▲事故防犯編 年長児のワークショップ・高輪保育園
河津町立南小学校
防災指定校になっている同校では、小学校2年生の学習教材として防災編を使用しました。
▲大地震編 小学2年生の学活の授業・河津南小学校
「韓国・京畿道教育委員会」
京畿道教育委員会では、毎月管轄の全学校(幼/ 小/中/高校 約4,400校)へ安全に関する資料の送付を行っています。
2015年11月と12月にあんトレの事故編(公園・路上)が資料で紹介・配布されました。
▲韓国・京畿道教育委員会で紹介・配布された資料
その他、地域の防災イベント・安全学習イベント等で利用されています。
▲事故編の教材活用研修・日本小児保健協会学術集会(グループワークで)
ポスターの販売について
「あんトレ」で使用するA1サイズのポスターの販売は終了しましたが、「あんトレ」を用いた学習プログラム、イベント等の支援については引き続き行ってまいります。
※ お問い合わせ先:生活環境工房あくと
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子どもの心の健康
安全行動イメージトレーニング(通称「あんトレ」)